こんにちは!もるです。
最近健康的な生活を送っているんですが、めちゃくちゃ体調が良いので取り組んでいる内容を紹介していきます。
今回は僕が毎日飲んでいる白湯について。
白湯って、ただのお湯じゃないの?
MP
というのは確かにその通りなんですが、沸かし方や飲み方にコツがあり、それを守ると魔法のように心と体に抜群の効果をもたらすと言われています。
”言われています”としたのは、参考にした本や記事ではちょっと言い過ぎな部分や間違っているんじゃないかな~という部分も多かったため。
とはいえ、本記事を読んだらきっと健康のために白湯を飲みたくなるはずです。
それでは内容に入っていきましょう。
ざっくり内容は以下の通りです。
白湯と双璧をなす健康ドリンクであるコーヒーについてもまとめていますので、健康志向の方はぜひどうぞ。
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白湯の効果|胃腸にめちゃくちゃ良い
まずは白湯を飲むべき理由と効果について紹介します。
- 腸内の洗浄効果がある
- 胃腸の消化力アップ
- 便秘に良い影響がある
白湯の効果① 腸内の洗浄効果がある
コーヒーで手を洗ったり紅茶のシャワーを浴びたりしないように、からだを洗う時は何か成分の入ったものではなく、純粋な水・お湯を使いますよね。
これはもちろん体の中にも当てはまります。内臓も白湯で綺麗になるんです。
これは結構イメージしやすいですよね。
体内に未消化物が増えてくると
- 日中眠い
- だるい
- 意欲がわかない
といった症状が出てくるので、そういったものを洗い流してくれるわけです。
ただそもそも食べる量や回数を減らすという根本的な対策もあるので、できればそちらも並行して取り組むのがベストです。
白湯の効果② 胃腸の消化力アップ
温かい白湯を飲むことで胃や小腸の働きが高まり、胃腸の消化力がアップします。
食べたものは
- 胃で消化しやすいように形を整え
- 小腸で消化しながら栄養素を吸収する
という流れで体に吸収されていくんですが、この胃腸の働きが不十分だと食べたものが未消化のまま体に吸収されて毒素となって残ってしまうんです。
胃腸の持っている熱の力が体の代謝の基本になるので、いかに温かいものを体に送り込んで胃腸の働きを高めるかが非常に重要なわけです。
白湯の効果③ 便秘に良い影響がある
上記2つに関連しますが、白湯を飲むことで胃腸が良い感じに刺激され、便意が来るようになります。
実は排泄があるからと言って便秘でないとは言えないんですよね。
- バナナのような形
- 臭くない
- 水に浮く
- 力む必要もなくするっと出る
これが理想の便。ねっとりして臭かったり水に沈んでいたり、力まないと出ないような状態は厳密には便秘なんです。
白湯を飲むことで胃腸に良い効果があるので、便秘にも良い影響があるわけです。
僕自身も日によるものの、健康的な生活を始めてから快便の日が増えてきたのでこれは実感しますね!
ちなみに白湯を飲むだけで便秘が治るというのは流石に言い過ぎです。
食べない時間を長く取って胃腸を休ませたり、食べるものに気をつける方がはるかに大事ですので、あくまでも一助と認識しましょう。
とはいえ飲み過ぎはNG
ただ当然ですが、飲み過ぎは良くないです。
何でもバランスが大事ですが、それは白湯にも当てはまります。
飲み過ぎると下痢やむくみなどを招く恐れがあるので、飲みたくなったら飲むくらいの感覚でOKです。
実はコツがある白湯の作り方
それではそんな白湯の作り方を紹介していきます。
作り方って、お湯を沸かすだけじゃないの?
MP
と僕も最初はそう思っていたんですが、知ってびっくり。実は白湯を作るにはちょっとしたコツがいるんです。
白湯の作り方|やかんや鍋で10分沸かす
一般的に言われている、白湯の正しい作り方はこんな感じ。
- やかんや鍋に水を入れ、強火で沸かす。
- 沸騰したら、大きな泡がぶくぶく立つくらいの火加減にする。
- 10~15分沸かし続ける
引っかかるのはここですよね。
「10~15分沸かし続ける」
ただのお湯を飲みたいだけなのに、そんな時間かかるんかい!と。
参考にした>>病気にならない「白湯」健康法には科学的な根拠が書かれていなかったので調べてみたところ、塩素に含まれるトリハロメタンを除去するために煮沸する必要があると分かりました。
水道水を沸騰させると、水の味に影響する残留塩素とトリハロメタンはを揮散除去することができします。沸騰してからフタを外して、10~30分程度は加熱を続けてください。
宅配水うるのん公式サイト
しかもたちの悪いことに、加熱すると水の中にある有機物と塩素が反応し、トリハロメタンが増えてしまうんです。
「トリハロメタンは発がん性物質なので増えると良くない!」
「完全に除去するために10分以上の煮沸をしよう!」
ということで、安全な白湯を作ろうとすると少し手間がかかってしまう訳です。
本当に10分も沸かす必要ってある?
ただそうはいっても、ただのお湯を飲むためだけに10分以上も加熱し続けるのは面倒ですよね。
もる
本当に10分も煮沸しないとダメなのか…?
と疑問に思ったので更に調べたところ、面白い論文を見つけました。
その名も、「水道水中のトリハロメタンの煮沸除去に関する研究」。
まさに知りたかったことをまとめてくれていそうな見出しです(笑)
研究の概要はこんな感じ。
- 東京と岡山の2ヶ所の水を、春、夏、秋、冬と季節を変えて採取し、加熱
- 沸騰前は、常温、40℃、60℃、80℃、100℃に到達した時
- 沸騰後は、2分、4分、6分、8分、10分経過後
- 各時点での残留塩素とトリハロメタンの量を測定
「加熱したらどれくらいトリハロメタンが増えるのか?」
「どれくらい加熱したら除去できるのか?」
を調べた研究です。
結論としては、2分程度の煮沸で十分です。
こちらが論文から抜粋したグラフの一つですが、、
- 常温から加熱し始めて、80℃~100℃まで達した時にトリハロメタン濃度がピーク
- その時、常温時に比べて濃度は1.5倍~2倍
- しかし加熱を続けると、1~2分ほどで常温時と同等の濃度に
- 3~4分ほどの加熱で、常温時の10%以下の濃度に
というわけで巷で言われている10分~の煮沸が必要というのは、トリハロメタンの除去が目的なら長すぎるということが分かりました。
1~2分ほどの加熱で常温時と同じ濃度になるので、2分煮沸すれば十分です。
白湯の作り方|電気ケトルで簡単に作ればOK
ただそもそも、加熱でトリハロメタンの量が2倍に増えたところで、正直気にするレベルじゃないと思うんですよね。
2倍!と言うとなんか多いように感じますけど、元々人体に全く影響がないレベルのものなので、少し増えたところで変わらないです。
水道局のホームページを見ても、人体に影響のない水準になっていると書かれていますね。
トリハロメタンについては発がん性の疑いがあると言われています。そのため、水質基準の健康に関する項目で、総トリハロメタンの水質基準値は0.1mg/L以下と定められています。
なお、水質基準値は、水道水質の安全を確保するため、生涯にわたって連続的に摂取しても人の健康に影響が生じない量をもとに、安全性を十分に考慮して設定されています。
千葉県営水道「トリハロメタンが心配なんだけど」
なので
- 頭でわかっててもやっぱり気になるという方は、2分煮沸
- 大丈夫やろ!という方は好きに温めて飲む
で良いと思います。
僕はもちろん後者なので、電気ケトルに水を入れて沸かし、ぐつぐつ泡立ってきたらマグカップに入れています。
お湯を飲むために労力をかけすぎるのも大変だと思うので、これで全然問題ないと思いますよ!
白湯とお湯は同じではない?効果の違いは?
トリハロメタンの除去に関しては、10分も煮沸する必要がありません。
それでも何かしらの成分の変化があって、煮沸することで体に良い効果があるならしておきたいですよね。
というわけで
ただのお湯と白湯で効果の違いはあるの?
MP
という疑問にお答えします。
”白湯”と”お湯”の効果の違いに科学的根拠はない
病気にならない「白湯」健康法 /著:蓮村誠によると、正しく沸かしたお湯は、ポットで沸かしたお湯や中途半端に温めたお湯とは明らかに違うとのこと。
具体的には
- 正しい白湯は、やかんや鍋で10~15分沸かして作る
- 味が全然違い、「体に軽い感じ」「のどに爽やかな感じ」がする
- 体に老廃物が溜まっていると重く感じるが、飲み続けてそれらが取り除かれるとおいしく感じるようになる
- 便秘の改善具合や体の温まり具合が違う
- これまで実際に、様々な症状(便秘・睡眠障害・冷え性・うつ傾向など)が改善した人が何百人といる。
といった感じ。
確かに僕も白湯を飲み始めたころは重く感じたんですが、少しずつ白湯が軽く、おいしく感じるようになってきました。
口当たりも軽いし、のどを通って体に入っていく感じも軽い・爽やかな感じです。
実はコツがある白湯の作り方で書いた通り、ケトルで簡単に沸かしたものですけどね。
ただ効果については疑問が残ります。
あくまでも、「正しく作った白湯を飲み続けた人に上記のような改善効果があった」だけ。
- 普通のお湯を飲み続けた人
- 正しく沸かしたお湯を飲み続けた人
これらを比較して研究したわけではないんです。
なのでこの「正しく作った白湯」の効果にどこまで信ぴょう性があるかは謎です。
それでも白湯を飲むべき
一方で他の本を読んでも
- 冷たいものは胃腸に負担がかかるので、温かいものを摂取した方が良い
- 白湯は胃腸が温まって代謝が上がる
- 朝一で水(お湯)を飲むことで胃腸が活発化し、便意を促す
この辺りは共通して言われているので、正しいと思います。
なので10分沸かすかはさておき、冷たい水を飲むくらいなら温めたお湯を飲む方が良いのは間違いないです。
僕も毎日白湯を飲んでいます。
他の健康法と併せて実践しているのもありますが、体の調子はものすごく良いですよ!
とにかく胃や腸に負担をかけないことが何より大事なので、煮沸しなくても良いのでぜひ飲むようにしましょう。
白湯の飲み方や飲むタイミングは?
飲み方や飲むタイミングについては、とにかく朝一にコップ1杯分の白湯を飲むのが重要です。
久々に胃腸にものを入れることになるので、負担をかけないよう、ゆっくりすすりながら飲みます。
寝ている間には体温が下がっているので、胃腸を温めて少しずつ起こしていく感じです。
老廃物を押し流して排泄を促し、体の中が温まってくるのも実感できるので、朝一はマジで必飲です。
ちなみに白湯 毒出し健康法 /著:蓮村誠では以下のように書かれています。
- 朝起きて一番に1杯飲む
- 食事中に飲む
- お風呂あがりに1杯飲む
- 量は1日700ml~800ml
ただ科学的根拠がないので、僕はあまり気にしなくて良いと考えています。
普通にこれまで水を飲んでいたタイミングを、白湯に置き換えたらよいかなと。
朝一はこれまで飲んだなかった人にもぜひ試して欲しいですけどね。
朝一に飲むべき白湯の効果とお湯との違いまとめ
以下が本記事のまとめになります。
- 発がん性物質を取り除くには2~4分の煮沸が必要
- ただ健康への影響はないレベルなので、気にしなくて良い
- 正しく作った白湯とお湯の効果の違いに科学的根拠はなし
- 白湯はまず朝一に必ず飲む
- あとは一日に飲む水を白湯に置き換えればOK
僕は朝一にケトルでお湯を沸かして保温マグに入れ、仕事中などにちょくちょく飲むようにしています。
ちなみに夏場など熱いお湯を飲むのがつらい場面では、ぬるめだったり常温の水にしてくださいね。
胃腸に負担をかけないようにするのが、健康への第一歩です!
本記事は病気にならない「白湯」健康法を参考にしたんですが、実は白湯の本ってあまりなくて、この人が白湯の第一人者って感じのポジションなんですよね。
妄信はダメですが、白湯について知りたいならまずはこれかな~と思います。
他にも気になった内容についてつらつらと記事を書いているので、良かったらどうぞ。