【旧機種も比較】パナソニック食洗機の違いまとめ【NP-TZ300/NP-TH4/NP-TA4】

8 min

【2021年1月】最新機種のNP-TZ300,NP-TH4,NP-TA4について追記しました。

こんにちは!もるです。

パナソニックの食洗機って種類が色々あるんですが、実はほとんど一緒で一部の機能が異なるだけだったりします。

また比べてみると、旧機種と最新機種もほとんど機能は変わらないんです。

うちはNP-TH2を買ったけど、最新機種とそんなに変わらないのかな?

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もる

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ちょっとだけ機能が変わってたりするんだけど、それを分かりやすくまとめていきます!

パナソニックの食洗機には少人数用のプチ食洗機ファミリー向けのレギュラータイプがあり、本記事ではレギュラータイプのみをまとめています。

 

我が家が2018年から愛用しているNP-TH2はこちらです。

パナソニック 食器洗い乾燥機ホワイト NP-TH2

今後の人生で手放すことは考えられないほど、買って良かったと思えるものの一つです。

実際に使った様子は>>NP-TH2を1年使ったメリット・デメリットをレビューしてみたでまとめていますので、ぜひご覧ください。

本記事の内容
  • パナソニック食洗機の機能の違い
  • 過去4年間の機種でどこが変わったか
  • 価格と機能から、おすすめはNP-TH4

 

最新機種:NP-TZ300, NP-TH4, NP-TA4の違いを比較

パナソニック食洗機の最新機種の違いを比較

パナソニックは食洗機を毎年出しており、2020年9月に最新機種が発売されました。

◆ハイエンドモデルのNP-TZ300

◆バランスが良く最もおすすめなNP-TH4

◆3つの中で最も安いNP-TA4

 

パナソニック公式サイトにある比較表で見ると、こんな感じ。

NP-TZ300NP-TH4NP-TA4
Amazon価格
(2021/1)
99,000円83,160円71,280円
食器点数40点40点40点
庫内容積50 L50 L50 L
幅×奥行×高さ
(mm)
550×344×598550×344×598550×344×598
ナノイーX
80℃すすぎ
ストリーム
除菌洗浄
洗浄コース5段階4段階4段階
低温ソフト
乾燥のみ(分)60,9030,45,60 30,45,60
エコナビ
自動ドア
予約機能
標準使用水量11 L11 L11 L
消費電力770 Wh770 Wh770 Wh
運転音36 dB / 38 dB37 dB / 39 dB38 dB / 40 dB
重さ20 kg19 kg19 kg

一覧で見てもよくわかんないね

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まとめると、違いはこれだけ!

最新機種の違い
  • NP-TA4:レギュラーサイズで最も安い基本モデル。
  • NP-TH4:80 ℃すすぎとエコナビが追加。
  • NP-TZ300:更に自動ドアオープンナノイーXが追加。

 

ちなみに機能と価格のバランスから、一番おすすめなのはNP-TH4です。

NP-TA4と比べて少し高くなるものの、便利な80℃すすぎやエコナビがついています。

ですがそれぞれの機能を知ったうえで判断したいという方向けに、各機能について紹介していきますね。

 

おすすめの80℃すすぎ(高温除菌)

パナソニック食洗機NP-TZ300の80℃すすぎ

洗い上がりや乾燥効果を高めたいときに。すすぎの最後を加熱すすぎ(約80 ℃)にします。 運転時間が8~18分長くなります。

パナソニック食洗機公式サイト

最後に熱いお湯で洗い流すよ!という機能。

80℃すすぎは、旧機種の”高温除菌”と同じ機能で、名称が変更されただけです。僕が所有している旧機種のNP-TH2にも、同じ機能があります。

 

高温除菌は最後のすすぎを80℃で行うことで、以下の効果があります。

  • 洗浄効果アップ
  • 除菌効果アップ
  • 乾燥効果アップ

小さいお子さんがいて食器をしっかり除菌したいご家庭や、とにかく洗浄・乾燥を徹底的に行いたい方にぴったりの機能です。

仕上がり後も食器がアツアツです^^

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個人的にはあってよかったなと思える機能です!

 

エコナビで節電

「汚れレベル2」 ~ 「汚れレベル4」のときに、水温や室温に合わせてエコナビ運転します。

https://panasonic.jp/dish/products/tz_th_ta/eco.html

簡単に言うと、勝手に節電してくれるエコ機能になります。

 

パナソニック食洗機のエコナビ

室温が高い時はヒーターの加熱を抑えたりと、最大で5%ほどの電力削減をしてくれます。

節電量は大きくないものの、毎日使うものなのでこういう機能は嬉しいですね。

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使っていて効果は感じにくいですが、節電は大事です。

 

ナノイーXでニオイ抑制

パナソニック食洗機のナノイーX

「ナノイー X」を含んだ風を送り、庫内のニオイを抑制、除菌するので、まとめ洗いも気兼ねなくできます。「ナノイー X」送風運転中でも、食器を出し入れできます。

https://panasonic.jp/dish/products/tz/nanoex.html

食洗機を長時間閉めたままにしていても、ニオイの抑制や除菌をしてくれます。

例えば以下のような使い方が可能。

  • 朝食後の食器を入れる。
    ↓ナノイーX送風しながら保管
  • 夕食後の食器を追加して、まとめて洗浄。

こんな風に夜にまとめて洗う時に、朝の洗い物のにおいを抑制してくれます。

電気代は1回(12時間)あたり1円程度のため、電気代を気にせず利用できるのもポイント。

 

ちなみに我が家のNP-TH2にはナノイーXはありませんが、食器を放置していてニオイが気になるということはありません。

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あると便利ですが、優先度は少し落ちるかなという印象です。

 

タッチでドアが自動オープン

センサー部分を軽くタッチすると、自動でドアがフルオープン。食器を持っている時でも、スムーズにドアを開くことができます。

https://panasonic.jp/dish/products/tz/operation.html
パナソニック食洗機の自動ドアオープン

一見便利そうですが、結局タッチしなければいけないのと、センサーがうまく反応しなかった時に困るよな~という印象。

こちらは我が家のNP-TH2の写真ですが、中央の横長のボタンを押すだけで扉を開くことができます。

パナソニック食洗機NP-TH2の扉

タッチするだけでフルオープンする点は便利ですし、あると嬉しい機能ではあります。

ただこの機能のために上位機種を買う程ではないかな、というのが率直な感想です。

もる

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今から新しく食洗機を買うとしても、私はNP-THシリーズにします。

 

NP-TZ300, NP-TH4, NP-TA4の比較まとめ

  • できるだけ安い方が良いならNP-TA4
  • 80℃すすぎやエコナビを使いたいならNP-TH4
  • 自動ドアオープンとナノイーXに魅力を感じるならNP-TZ400

 

また2021年1月現在のAmazonの価格だと、以下に言い換えることができます。

  • レギュラーサイズの基本料金:71,280円(NP-TA4)
  • 80℃すすぎとエコナビ:+11,880円(NP-TH4)
  • 自動ドアオープンとナノイーX:+15,840円(NP-TZ300)

NP-TA4から+11,880円で80℃すすぎとエコナビがつくので、NP-TH4はまだお得感があるかなと。

しかし自動ドアオープンとナノイーXを加えるためには、そこから更に15,840円も上乗せする必要があります。

そのため価格と機能から総合的に考えるとNP-TH4が良いと思います。

もる

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一方で我が家はNP-TH2を使っています!旧機種も機能が変わらないのに安くなってたりするので、おすすめですよ^^

 

以上が最新機種の比較で、ここからは旧機種からどこが変わったのか?を見ていきます。不要な方はまとめへ

 

NP-TZ300,NP-TZ200,NP-TZ100の違いを比較

NP-TZ300,NP-TZ200,NP-TZ100の違いを比較
  • NP-TZ100(2018年発売)
  • NP-TZ200(2019年発売)
  • NP-TZ300(2020年発売)

これらNP-TZシリーズの違いは、以下の通り。

NP-TZシリーズの違い
  • NP-TZ100:以下の機能なし
  • NP-TZ200:リバーシブルエリアが追加
  • NP-TZ300:ボトルホルダーが追加

…え?これだけ?

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もる

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実はこれだけなんです。笑

 

ちなみに公式サイトには、最新機種で以下の3つがNEWとなっています。

  • ストリーム除菌洗浄
  • ボトルホルダー
  • 80℃すすぎ
パナソニック食洗機NP-TZ300の特長

ですが80℃すすぎは”高温除菌”という全く同じ機能が旧機種にもついています。

またストリーム除菌洗浄も、”酵素活性化除菌”という同じような機能が旧機種についています。

そのため、最新機種で新しく搭載されたのは、ボトルホルダーのみと考えて良いかと。

もう必要な機能がほとんど搭載されていることもあり、毎年新機能を加えるのはなかなか難しいんですね。

それではこれらの機能について詳しく解説していきます。

 

ストリーム除菌洗浄

2020年発売の新機種から搭載された”ストリーム除菌洗浄”は、50℃の高圧水流でしっかり除菌するよ!という機能。

しかし僕は「旧機種にもあった機能と同じでは…?」と感じています。

というのも実は、2019年以前の機種には、”酵素活性化洗浄”という機能がありました。

それがこちら。

洗剤の酵素を活性化するために、洗い行程の前に、約50℃の温水で高濃度の洗浄液を作り、食器にまんべんなく噴射するというもの。活性化した洗剤の酵素や漂白成分が汚れを溶かすことで、ごはんの頑固なこびりつきや固着した油、茶渋などがきれいに洗い流せるという。また、除菌効果もあるという。

酵素活性化について

ストリーム除菌洗浄は、50℃以上の高圧水流で洗い流してしっかり除菌する。

酵素活性化除菌は、酵素が活性化する50℃の温水で汚れを落とす&除菌効果もある。

これ、同じ機能じゃないですかね…?

実際のところは確認してみないと分かりませんが、僕個人としてはほぼ同じ機能なので、この機能は無視して比較して良いと思います。

 

ボトルホルダーについて

ボトルホルダーは、洗いにくい長筒形状のものが洗えるよ!という新機能。

元々はこのように、ボトルを固定できない状態ですが、、

パナソニック食洗機NP-TZ300のボトルホルダー

カゴ手前にある調整具を広げることで、ボトルを支えられるようになります。

パナソニック食洗機NP-TZ300のボトルホルダー

調整具が計3個ついているので、ボトルも3本まで固定して洗うことが可能です。

パナソニックNP-TZ300のボトルホルダー
  • これまでのように皿を置くこともできるし
  • ボトルを洗いたい時は調整具を出せばよい

という工夫がされている、かなり考えられている機能だな~と。

我が家では他の食器に立てかけたりしてボトルを固定しているので、そこまで必要性は感じていませんが、あって困る機能でもありません。

 

リバーシブルエリアについて

食洗機の上カゴは、通常はこのようにグラスを傾けて置ける形状になっています。

パナソニック食洗機のリバーシブルエリア

 

しかしこのカゴを裏返すことでフラットになり、鍋なども置けるようになります。

パナソニック食洗機のリバーシブルエリア

 

また付属のプレートホルダーを追加すると、長皿もすっきり収納できるようになります。

パナソニック食洗機のリバーシブルエリア
もる

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かなり考え抜かれていて、設計の人が苦労したんだろうな~としみじみ。笑

ただ

  • 長皿を洗うためにこのホルダーを設置するのが面倒
  • 他のものが置きづらくなったりと扱いが難しい

といった心配もありそうです。

一方でこの機能がドンピシャなご家庭もあるかと思いますので、普段使う食器から必要かどうかを判断しましょう。

 

◆ボトルホルダーを使いたい方はNP-TZ300

◆リバーシブルエリアを使いたい方はNP-TZ200

◆上記二つの機能が要らない方はNP-TZ100

もる

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参考までに、家電量販店に行って専門のスタッフさんにも聞いた際は、安い旧機種をおすすめされました。笑

 

NP-TH4,NP-TH3,NP-TH2,NP-TH1の違いを比較

パナソニック食洗機NP-TH4
  • NP-TH1(2017年発売)
  • NP-TH2(2018年発売)
  • NP-TH3(2019年発売)
  • NP-TH4(2020年発売)

これらNP-THシリーズの違いは、以下の通りです。

NP-THシリーズの違い
  • NP-TH1:以下の機能なし
  • NP-TH2:ちょこっとホルダーが追加
  • NP-TH3:リバーシブルエリアが追加
  • NP-TH4:ボトルホルダーが追加

最も古いNP-TH1にも高温除菌(80℃すすぎ)やエコナビはついており、重さや大きさも最新機種と全く一緒ですので、本当に上記の違いだけです。

 

ちょこっとホルダーについて

パナソニック食洗機のちょこっとホルダー

ちょこっとホルダーはその名の通り、上カゴの手前にちょこっとついているホルダーのことです。

 

パナソニック食洗機のちょこっとホルダー
小物を入れて洗ったり
パナソニック食洗機のちょこっとホルダー
軽いものをしっかり固定できます。

我が家では小物は少なく、他の食器を重ねたりして軽いものを固定しているのでちょこっとホルダーはあまり使っていません。

もる

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お弁当箱用のカップなど、小物を多く使う家庭には良いと思います!

 

という訳で、NP-THシリーズのまとめは以下の通り。

◆ボトルホルダーを使いたい方はNP-TH4

◆リバーシブルエリアが使いたい方はNP-TH3

◆ちょこっとホルダーが使いたい方はNP-TH2

パナソニック 食器洗い乾燥機ホワイト NP-TH2

◆上記の機能が不要な方はNP-TH1

最新機種(NP-TH4)にはちょこっとホルダーもリバーシブルエリアも付いています。新しくなるほど進化していってる感じですね。

もる

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機能は大きく変わらないので、安いのを狙うのが良いと思います。ぜひ価格を見比べて下さい。

 

NP-TA4,NP-TA3,NP-TA2,NP-TA1の違いを比較

パナソニック食洗機のNP-TA4
  • NP-TA1(2017年発売)
  • NP-TA2(2018年発売)
  • NP-TA3(2019年発売)
  • NP-TA4(2020年発売)

これらNP-TAシリーズの違いは、以下の通り。

NP-TAシリーズの違い
  • NP-TA1:以下の機能なし
  • NP-TA2:ちょこっとホルダーが追加
  • NP-TA3:リバーシブルエリアが追加
  • NP-TA4:ボトルホルダーが追加

違う点はNP-THシリーズと全く同じです!

ボトルホルダーやリバーシブルエリアなどについては>>NP-THシリーズの違い>>NP-TZシリーズの違いを参考ください。

 

という訳で、NP-TAシリーズのまとめは以下の通り。

◆ボトルホルダーを使いたい方はNP-TA4

◆リバーシブルエリアが使いたい方はNP-TA3

◆ちょこっとホルダーが使いたい方はNP-TA2

◆上記の機能が不要な方はNP-TA1(2021年1月現在中古のみ)

自分の目で確かめたい方は、公式サイトをご覧ください。間違い探しみたいですが、本当にこれだけしか変わりません(笑)

もる

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ここ数年で機能自体は大きく変わっていないので、昔の機種でも全く問題ありません^^

 

まとめ:パナソニック食洗機はNP-THシリーズがおすすめ

パナソニック食洗機はNP-THシリーズがおすすめ
パナソニック食洗機のまとめ
  • ちょこっとホルダーやリバーシブルエリアの便利さはそこそこ。
  • おすすめ度は80℃すすぎ(高温除菌) > エコナビ > ナノイーX > 自動ドアオープン
  • 最新機種から選ぶならNP-TH4がおすすめ。
  • 旧機種も機能は大きく変わらないので、安ければ狙い目。

大きな買い物になるので、どの機種が良いのかってすごい悩みますよね。

私も購入前には色々と調べて悩んでいました。

けど実際に調べて、使ってみて思うのは、細かい機能の違いはそこまで重要ではないということです。

 

我が家ではNP-TH2を使っていますが、たとえ高温除菌やエコナビのないNP-TA2だったとしても、満足度は大きく変わっていなかったと思います。

それよりも、食器洗いから解放されることのインパクトが非常に大きいです。

どれも最低限の機能は備えていますので、早く安く買うことの方が大事だと思います。

手荒れからも解放されて、本当に買って良かったです。

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一方で食洗機を使っていると、水滴が残ったまま乾燥されないなどの悩みも出てきます。

そちらについては>>パナソニック食洗機NP-TH2レビューで体験談をまとめているので、ぜひ参考ください。

食洗機を選ぶ上で、本記事が少しでも役立つと嬉しいです。

もる

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以上、パナソニック食洗機の違いでした。

 

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もる

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徹底したリサーチと新しいモノが好きな機械エンジニア。
自分の備忘録兼、誰かの役に立てばという想いで記事を綴っています。

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