4人対戦レビューも!オリラジ中田のカードゲームXENO(ゼノ)のルールと面白さを解説

8 min

オリラジ中田が作ったカードゲーム、XENO(ゼノ)

かなり考えられていて面白そうだったのと、値段も700円と安かったので発売直後にポチってしまいました。

家族や友人と遊んだところ、シンプルでありながら読み合いも楽しめる、運と実力をうまくバランスさせたカードゲームでかなり盛り上がりました!

そして何より3人~4人対戦の面白さが尋常じゃないです。

もる

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年末年始に帰省した際に、家族と夜通しやったり友人とサイゼで3時間遊んだりしてました(笑)

本記事ではそんなXENOのルールやレビューをまとめています。

気になっている方はぜひ参考にしてみて下さい。

本記事の内容
  • オリラジ中田はなぜXENOを作った?
  • XENOの基本ルールと美しい設計
  • 各カードの効果とワンポイントアドバイス(3~4人対戦時の効果も)
  • XENOの評判は?家族や友人と遊んだレビュー

パズルゲームが好きな方はブロックスもおすすめです。

単純でありながら奥が深く、小学生から大人まで一緒に楽しめる非常に優秀なゲームです。

またゴキブリポーカーは人数が多いとかなり盛り上がるゲーム。

ボードゲームは4人までのものが多い中、5人以上でも楽しめるのが最大の魅力です。

 

カードゲームXENO(ゼノ)って?

オリラジ中田がXENO開発に至った経緯
  • 友人とバーで飲んでいた時に久々にUNOをしたら物凄く楽しく、カードゲームの楽しさに目覚めた。
  • もっと面白いものがないかと色々買い漁って試すも、自分が求めているものがない。
  • それなら自分で作ろうと、構想1ヶ月製作6ヶ月で販売に至る。
もる

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正直、構想1ヶ月ってえげつないです(笑)

 

XENOはとにかく色んなカードゲームの良いとこ取りをしています。

トランプやUNO

〇 ルールが単純(すぐ遊べる)

△ ストーリー性はない

トレーディングカードゲーム(遊戯王など)

〇 奥が深くストーリー性もある

△ ルールが難解(知らない人はすぐに遊べない)

これらに対して

  • 集まった時に誰でもすぐ遊べて
  • ルールが程よく奥深く読み合いが楽しめ
  • ストーリーがカッコいいもの

を作りたい!という想いで完成したのがXENOになります。

 

儲ける気はなくカードゲームを流行らせてみたいとのことで、良心的な価格(2020年3月現在770円2021年1月現在980円)となっています。

一時期は大量に買い占められて売り切れが続き、メルカリ等で高額で取引されていました。

8,000円などでも取引されていたようですが、2020年2月に無事入荷されてAmazonから購入できるようになっています。

もる

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調べてみるとトランプでも700円くらいするので、かなり安いと思います。

 

わくわくするXENOのストーリー

XENO

XENOには中二心くすぐられるストーリーが背景にあります。

少し長いですが読むとワクワクする世界観で、私はこれを読んで興奮してすぐにAmazonでポチりました。笑

皇帝の暴力に苦しむ国があった。ある日、空から英雄が舞い降りた。英雄は死んでも生き返るという。英雄は新しい教えを説いて回った。「暴力はいつか滅ぶ。大切なのは愛だ。」 無力な少年はその言葉に救われた。「いつかあなたの力になりたい。」 ー国を救うのは愛か、力か。プレイヤーはこの国の行く末を見守る者となり、この国の未来はプレイヤーに委ねられます。皇帝に逆らう者は処刑されてしまうため、プレイヤーは自分が何者であるかを隠しながら行動する必要があります。カードには英雄・皇帝・精霊・賢者・貴族・死神・乙女・占師・兵士・少年の10種類の登場人物が描かれており、それぞれ特殊な効果を持っています。プレイヤーが保持できるカードは1枚のみ。それらを上手に選択し、見事最後まで生き残ることができたプレイヤーが勝者となります。

XENOは国内外のボードゲーム賞を受賞しているラブレターというカードゲームをベースとしています。

相手を脱落させるカードが多いために1~2分で終わってしまうラブレターに対して、脱落させるカードを減らして長く戦えるようにしたそうです。

 

美しいデザインと考え抜かれた設計

XENOカード一覧
XENOの内容物
  • ゲームに使うカード 全10種18枚
  • ルールカード 4枚

何よりまずカードデザインがかっこいいです!

デザインにかなり力を入れており、カードに説明を記載せず全面をイラストにしています。

ルールカードには10種類のカードの名称が記載。

ただ、効果の詳細は書かれていません。

裏面のQRコードを読むと公式サイトにアクセスでき、カード効果・ルールを確認できるという設計。

これは『説明書があっても無くすから』だそうですが、

  • 一枚の説明書を取り合うことなく、各自がスマホを見ながらルール確認できる。
  • 英文のルールもあるため、外国人と遊ぶ際にも困らない。

と、何ともよく考えられていて流石だなと思いました。

 

カードゲームXENOの基本ルール

XENOのルールは以下の通りです。

XENOのルール
  1. 2~4人対戦
  2. 各プレイヤーは1枚ずつカードを引き、手札とする
  3. 更に1枚(転生札)を見ずに山札の横に伏せ、ゲームスタート
  4. 山札から1枚引き、2枚になった手札から1枚を場に出して効果を発動する
  5. これを繰り返し、自分を除くすべてのプレイヤーが脱落するか、山札が尽きた時に最も大きい数字のカードを持っていたプレイヤーの勝利

ルール自体はかなり単純で、自分の手番で一枚引いては一枚使い、それを繰り返していきます。

しかし各カードにクセのある効果があり、カードの使いどころや手札の読み合いがゲームを奥深くさせています

もる

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手札が最大でも2枚のため、慣れていない方でもあまり悩まずに出せるのが嬉しいですね。

 

かっこよすぎるXENOのカード

それでは10種のカードの効果をそれぞれ紹介していきます。

 

英雄(Rank 10)×1枚

XENOの英雄のカード

効果:【潜伏・転生】
場に出すことが出来ず、捨てさせられたら脱落する。皇帝以外に脱落させられた時に転生札で復活する。

このゲームで最強のカードです。

不老不死の力により、皇帝以外に捨てさせられても復活出来ます。

英雄は「捨てさせられたら脱落する」というのがポイントです。Rank5の死神やRank1の少年の効果で捨てることになった場合でも、一度脱落となり手札を場に捨てます。その後転生札を引いて復活し、ゲームを再開するという流れになります。

最強のカードですが場に出して使えないので序盤に引くと最後まで守り切るのが難しいです。

一方でこのカードを持っている時にRank6の貴族で対決を挑むと勝ちが決まります。

もる

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個人的には中盤~後半で引きたいカードです。序盤に引くとちょっと緊張感が走りますね。笑

 

皇帝(Rank 9)×1枚

XENOの皇帝のカード

効果:【公開処刑】
指名した相手に山札から1枚引かせて手札を2枚とも公開させ、どちらか1枚を指定し捨てさせる。

強カードでありながら効果も使いやすく、使い勝手の良い万能なカードです。

英雄を当てれば一発で脱落させることができます。

このカードで「英雄」を捨てさせた場合のみ、「英雄」は転生札で復活できずに完全に脱落することになります。これで英雄を当てて脱落させるのは、かなりアツい勝ち方です。

またXENO(ゼノ)3人,4人対戦の公開処刑では、他のプレイヤー全員に手札を公開することになります。

自分の右隣の人を公開処刑することで、その人のターンが来る前に他の人が兵士で刺すことができたりと、工夫した使い方も可能です。

もる

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後半まで持っておきたいカードなだけに、序盤で出すと「もう一枚の手札は出しづらいカード?」と相手に印象付けることが出来ます。

 

精霊(Rank 8)×2枚

XENOの精霊のカード

効果:【交換】
指名した相手の手札と自分の持っている手札を交換する。

数字は高いものの、使うと相手に自分の手札がバレるため使いどころが難しいカードです。

英雄を持っている時に引いてしまうと使うしかないんですが、そこがまたゲームバランスをうまく保ちゲームを面白くしています

使いづらいため、このカードを使うと真っ先に「もう一枚はRank10の英雄?」と疑われます。

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4人対戦の際、もう一枚が何でもないカードの時にあえて交換を使うと、他の人を惑わすことが出来るので非常に有効です。

 

賢者(Rank 7)×2枚

XENOの賢者のカード

効果:【選択】
次の手番で山札から3枚引き、その内1枚を選ぶことが出来る。残り2枚は山札へ戻す。

数字も強く効果も良いため、かなり有能なカードです。

序盤の内に引いておきたいカードですね。

中盤で使うと「場に出ているカード」と「山札から引いた3枚のカード」と多くの情報が得られるため、Rank2の兵士で相手を刺せる確率がぐっと上がります。

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4人対戦だとカードの減りが早いため、中盤に使うと次の自分の番が来たときには「山札にカードが3枚もない」といった事態に陥ったりします。笑

 

貴族(Rank 6)×2枚

XENOの貴族のカード

効果:【対決】
指名した相手と手札を見せ合い、数字の小さい方が脱落する。見せ合う際は他のプレイヤーに見られないようにする。

数字も中途半端で使いどころも難しいため、手札にあると少し悩むカードです。

しかし数少ない相手を脱落させるカードのため、こういった攻めのカードをうまく使えるかが勝利の鍵となります。

出しづらい=手札に残りがちなので、兵士を出したけど相手のカードの予測が全くつかない時には、このカードを宣言するのが無難です。

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負けた方のカードはオープンされるため、4人対戦の場合、他の人に手札が読まれてしまうリスクもあります。

3人対戦、4人対戦の場合はカードは他の人に見せず、対決する2人だけでこっそりカードを見せ合います。

 

死神(Rank 5)×2枚

XENOの死神のカード

効果:【疫病】
指名した相手に山札から1枚引かせる。2枚になった相手の手札を非公開のまま、1枚を指定して捨てさせる。

効果も悪くなく使いやすいカードです。

また公開処刑や疫病など相手にカードを引かせる効果は、山札が0枚だと発揮されません。

もちろん、カードを出すこと自体は可能です。

皇帝(少年)や死神を最後に出すと効果は発揮されずに終了となり、数字の高い方が勝利となります。

後半で紹介する『オリラジ中田vsDaigo』の動画のように、ババ抜きみたいな心理戦を繰り広げるとゲームの面白さが増します。

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あんな心理戦を繰り広げられるのはDaigoだからですが(笑)でもそれっぽいことをすると結構盛り上がりますよ!

 

乙女(Rank 4)×2枚

XENOの乙女のカード

効果:【守護】
次の自分の手番までの自分への効果を無効にする。

手札にあると安心できるカードです。

相手が使用している時には、使いたくない6や8を出してあえて効果を発揮させないとった使い方も出来ます。

4人対戦の時でも誰かが『守護』を使っている場合は、6の『対決』や8の『交換』でその『守護』を使ってる人を選ぶことで、効果を無効にすることが可能です。

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他の3人の攻撃の矛先がこちらに向かないので、4人対戦の時の『守護』の安心感は半端じゃないです。

 

占師(Rank 3)×2枚

XENOの占師のカード

効果:【透視】
指名した相手の手札を見る。

効果にリスクもなく数字も低いため、すぐに使われやすいカードです。

兵士と組み合わせる強力ですが、見られたカードは使われてしまうことが多いため、相手が使いづらいカードを持っている時に使えると強力です。

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4人対戦の時には場に出ているカードから各人の手札を予想し、カードを知るとメリットがありそうな相手を狙いましょう。

 

兵士(Rank 2)×2枚

XENOの兵士のカード

効果:【捜査】
指名した相手の手札を言い当てると相手は脱落する。

数字としては二番目に弱いですが非常に強力なカードです。

Rank6の貴族と並び数少ない攻撃カードなので、使いどころが非常に重要です。

できれば相手の手札の目星が付く後半まで取っておきたいですね。

もる

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『英雄』『精霊』『貴族』辺りを持っているとこのカードを使わざるを得ないのですが、そうなった時に何を持っているかを読まれるのが怖いですね。

 

少年(Rank 1)×2枚

XENOの少年のカード

効果:【革命】
1枚目の捨て札は何の効果も発動しないが、場に2枚目が出た時には皇帝と同じ効果「公開処刑」が発動する。

最弱と最強を兼ね備えたカードです。

幼いころの少年は無力だが、成長して英雄の教えを胸に皇帝になるという中二心くすぐられるストーリーもあるので要チェックです。

少年による『公開処刑』では、英雄を捨てさせても復活されてしまいます。英雄を一発で仕留められるのは、皇帝による『公開処刑』だけです。

また3人以上の対戦では、他のプレイヤーにもカードは公開されます。

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リスクもありますが、あえてすぐには出さずに他の人が1を出すまで取っておくという策もありです。

 

カードゲームXENOを実際に遊んでみて

XENOを家族で遊ぶ

妻と二人で遊んだり家族や友人と4人対戦をして遊んだので、そのレビューをします。

 

妻と遊びまくった結果

最初にカードの効果を覚えるのが大変ですが、慣れていくにつれハマっていき、しばらくは妻と二人で毎晩遊んでました。

オリラジ中田vsDaigo戦をマネて、相手に揺さぶりをかけながら戦うのがとても面白いです(笑)

最近もまた再燃したのか

戦わなければ勝てない。

MP

MP

と言って妻が勝負を仕掛けてきます。進撃の巨人の読み過ぎです。

こんな感じで夫婦でも気軽に楽しめるのも魅力の一つですね。

\Amazonベストセラー&高評価/

 

友人や家族と4人対戦した結果

家族や友人と3~4人で遊んでみましたが

  • 面白過ぎて家族で二晩連続で深夜まで遊ぶ
  • 一緒に遊んだ友人はその場でAmazonでポチる

ほどのハマりっぷりでした。

また3人以上で遊んだ際には、下記のような点数ルールとしました。

  • 最後まで生き残った人は持っていたカード分のポイントを得られる。
  • 途中で脱落すると0ポイント
  • 勝者はボーナスで+3~5ポイント

このルールだと1位になれなくても最後まで生き延びればポイントを得られるので、その辺りの駆け引きがまた面白いです。

脱落させられると0ポイントなので、脱落させた人を恨みがちです(笑)

 

4人だと枚数の減りが早いため、XENOを2セット買って一部のカードを追加して遊んだりしています

  • 各カード(1~8)を1枚ずつ追加
  • 英雄と皇帝は追加なし

というルールで遊んでいますが、ゲーム時間もほどよく伸びていい感じです。

また更に枚数調整することで5人以上で遊ぶことも出来そうなのが良いですね。

 

中田敦彦のYoutube大学 XENO(ゼノ)対戦動画

12/26に中田敦彦のYoutube大学にてXENOのプレイ動画が公開されました。

記念すべき一回目はvsメンタリストDaiGoです。

頭脳戦好きにはたまらない内容となっていますので、ぜひご覧いただきXENO欲を高めてください(笑)

また2/11にはvsヒカル戦、3/20にはvs東大クイズ王伊沢戦の動画が公開されたので、考察をしています。

実際の試合をベースに考察しているので、出してはいけない手や相手の手札を読む考え方などが分かりやすいかなと思います。

 

おすすめのカードゲームXENO(ゼノ)

トランプを楽しむ家族
XENOのルール&レビューまとめ
  • XENOオリラジ中田が作って2019年10月に発売したカードゲーム。
  • 全18枚10種のカードでありながら、深い心理戦が楽しめる。
  • 2人でも楽しめるが、3~4人対戦が本当に楽しい
  • 中田敦彦のYoutube大学で対戦動画が定期的にアップされるので、こちらも必見!(考察記事も書いていく予定です)

本記事を読みながら遊べるようにカードの効果や考え方をまとめているので、活用して頂けると嬉しいです。

家族ではもちろん、友達と集まる時にも隙間時間に楽しめるので、かなり使い勝手の良いゲームだと思います。

18枚しかないので、ほとんど荷物にもなりません。

もる

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ケースがコンパクト過ぎてびっくりします(笑)

 

実は8,800円もする豪華版もあります。

ですがケースがレザーになっているのとカードが大きく豪華になっているだなので、通常版で問題なく楽しめます。

もる

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以上、XENOのレビューでした。

 

まだXENOを持っていない方は

その他のおすすめのボードゲーム↓

 

もる

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徹底したリサーチと新しいモノが好きな機械エンジニア。
自分の備忘録兼、誰かの役に立てばという想いで記事を綴っています。

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